【近】全自動


 意外と館腰駅の眺めがいい感じの直線。ここの通過列車は一番スピードが乗るところなので見ごたえは十分。
 ・・・というわけで6か月間の公共職業訓練が昨日から始まりました。初日は入所手続きと受講の概要説明のみで、終日座学だった。久しぶりの座学だったので肩こりがひどくそのまま帰宅した感じでした。自分の家のある最寄り駅から、名取市にある職業訓練校までは1時間ぐらいの通勤。地味に定期券代が重たいし、テキストの量も膨大でわりと大変。けど、新しい一歩を踏み出すために必要なので、週明けから工夫して乗り切らないといけない。


 前夜、定期券を購入するために古川駅へ出かけているが、ボードは前回とそんなに変わっていない。


 夜遅めだったからかもしれないが、仙台へ通う新幹線通勤客と最寄にある有名高校の学生で賑わう当駅。しかし人はまだ皆無で、新型コロナの自粛解除とあっても巨大な無人駅の感覚がする・・・ちょっとバイオハザードみたいな感じで怖い・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


 ・・・ちなみに、館腰駅にも同じ宮城県の注意喚起ポスターが掲示されていました。若干パターンは違うようですが・・・。

 公共職業訓練は高齢・障害者・求職者支援機構(昔で言う雇用・能力開発機構)が担うもので、各都道府県に1つ訓練校があります。しかし宮城の場合は、大元が多賀城市にある校舎。技術系は名取という2か所体制になっています。これは9年前の東日本大震災の影響で多賀城校舎が被害を受け、HW仙台の上階に仮の訓練場(事務系)と名取実習場(技術系)の2か所が設置された経緯で、若干特殊になっています。後に多賀城校舎が復旧し、仙台の訓練場は閉鎖されましたが、名取の実習場はそのまま残され、ここで技術系の訓練を受けることができます。多賀城校舎だと最寄り駅の仙石線多賀城駅から徒歩30分以上かかりますが、名取の実習場なら徒歩3分の好立地。電車通勤なら後払いだけどほぼ全額通勤定期代が出るので、ちょっと大変だけど、数年ぶりの電車通勤になります。(残念ながら通学割引は効かないのよねぇ・・・)

 電車通勤でうれしいのは、途中経路に『仙台駅』が含まれることかな?仙台駅で途中下車ができるので、仙台のオタ店や電機屋、パソコンショップなど色々聖地巡礼ができます。これは大きなポイントかな?仙台駅から新幹線に乗り換えれば、福島にある「Bar Qest」さんとかにもダイレクトアクセス可能。元々仙台駅前のオフィスで働いていた時期もあって、その時は毎日とらとかアニメとかメロンとか行っていたけど、前職は仙台の手前にある某鉄道会社の子会社だったので、5年以上仙台に足を運ぶことは殆どなかったのです。最近ではオタグッツや同人誌の店頭受取も手数料がかかるようになり、運賃と送料を比較すると送料のほうが安いため、通販に移行し、仙台のオタ店にいくことも少なくなっていました。そうこうしているうちにアニメとメロンが入れ替わり、それなりにオタ度が高くなっているという。昔のイービーンズといえばティーンズファッションの聖地だったのに、今ではオタクの聖地に・・・どうしてこーなった。(ちなみに当時のイービーンズは女性向けのティーンズファッション専門店が多く、意外と昔のティーンズファッションって終セラのクルルのような衣装も多かった気もする。男性のティーンズファッションの聖地はイービーンズよりも仙台フォーラスのほうがメイン。これは今でも変わらないかな?)
 これで毎日ヨドバシカメラとかドスパラとかにも気軽に通える・・・サーバー部品とかIT機器とか、あとはカメラのキタムラの中古店もあるので、色々とうれしい要素がいっぱい。仙台駅内に昔ながらの立ち食い蕎麦店もあるので朝食や夜食もOK。勿論、夜の街の散策やライブも・・・でもこれはまだコロナの関係で気を付けないといけないかな・・・( ノД`)シクシク…

 昨日はちょっと疲れたのでそのまま仙台で途中下車せず、そのまま乗り換えて帰途に。仙石東北ラインの開業で、東北本線からでも石巻方面へいけるようになったのは地味にうれしい。運賃も変わらず、スマートに石巻へいけるのは大きな売りかもしれない。1日に数便女川行きというのもあるが、全便女川行きにすれば、女川も仙台圏の通勤範囲に含まれると思うのだが・・・なかなかそうはいかないのかな?

 仙石線と石巻線の石巻~女川を直流電化して仙石線と直通させようという動きは昔から存在したが、それが仙石東北ラインという形で実現したのは感慨深いものはある。ただ、仙石東北ライン自体の始発は遅めで終電が早めなので、夜の街仙台から女川へ帰ろうとしても、現実的に難しいのが現状。23時台に仙石東北ラインの列車が設定されれば勝算はあるのだろうけどね・・・(´・ω・`)

 あとは癖で、ついつい電車の閉めるボタンを押してしまうのですが、仙石線も東北本線も仙石東北ラインの列車もすべてドアは自動開閉になっていたこと。普段は開けるのボタンを開けてドアを開き、後ろや周囲のお客様がいないことを確認して閉めるボタンを押す。半自動ドアが標準のJR東日本の仙台エリア。しかし、新型コロナウイルス対策の観点から、すべての列車で自動開閉になっていたことは驚きだった。幼少期は自動開閉が基本だったけど、後にドアを自分で開ける半自動になり、ボタン式に変化していったのだが・・・最近では首都圏の閑散区間を中心に増えていたボタン開閉がなくなっている点は驚きの初日だった。

 当面は新生活で環境が大きく変化しているので、体調管理に気を付けて、頑張っていきたいところ。まるで9年前を思い出すような感覚なので、その時を思い出しながら、あの国難を乗り越えてきた自分だから、きっと頑張れる・・・と信じよう・・・φ(..)メモメモ