【映】お菓子をくれないと無限列車に乗せちゃうぞ!(ネタバレ成分有)

★ 映画作品のレビューを含みます。ネタバレ成分があるかもしれないのでご注意を・・・
 10月に入り、全国各地が鬼滅だらけの日本列島。割と関連するロケ場所が多い群馬県はかなりの特需に沸いているという。10月31日までの公開で観客動員数1000万人突破という勢いなので、これは豪華客船タイタニック(歴代2位)を撃沈させるのか、それともさらに上を狙って(歴代1位の)ジブリと宮崎監督をぶっ飛ばすか・・・もう映画関係者はドキドキハラハラの様相を呈する状態になっているのかいないのか。果たして煉獄さんは300億の男になれるのか。タキシード用意しなきゃ!(何


 実は本作2週目ですが、10月31日は私が良く通う映画館が閉館してしまうため、大ヒット作であろうが上映最終日となってしまいます。19年の最後を飾ったのはやはり鬼滅。他の上映が20時前半で終了する中で、無限列車は20:50に終電を迎えます。最後の20分間は鬼滅しか券売していないので、まるでJRの指定席券売機を操作する感覚で券が売れていきます。


 というわけで、前日に購入していた映画館最後の上映スケジュールで(実は2度目の)観覧。最後だけあって、すごい人でした・・・。(駐車場もすべての区画が埋まるなど駐車難民が出るほどの盛況ぶり)もう・・・煉獄さん・・・たまらないです・・・(*´Д`)ハァハァ
 あと、最後に登場する猗窩座の声は石田さんで・・・煉獄さんは日野さんで・・・自分好みの声優さんだったのでもう最後の戦闘シーンは圧巻。そのほか、炭次郎の過去シーンとか、それを攻める鬼との攻防も見逃せない一品に仕上がっていました。これぞ大人気作の勢いという、全世代に支持されている理由なのかなと。登場人物一人一人の真摯な姿勢が困難に立ち向かうという部分も今の社会に訴えている感じもします。
 さて、この作品で度々話題になったのは映画のレーティングが「PG12」に指定されたこと。映画のレーティングは4種類で、下から2番目の「小学生には助言・指導が必要」(注:小学生以下の鑑賞もOK)になっています。指定理由は大雑把に「簡潔な刀剣による殺傷・出血の描写」があるため。とされています。ただ、このシーン自体はこれまでの鬼滅の刃でよくあるあるシーンなので、観ている限りには違和感を感じなかった・・・。ただし、たぶん「PG12」に指定された理由のシーンがコレじゃないかな・・・?という見当はついていて(ネタバレになる為具体的に書きませんが)鬼の攻撃にハマった炭次郎が回避行動を行う際にとった行動(描写)が原因かなーと。しかも何度も。あれはちょっとグロいかなぁ・・・と。
 2週してみて、親子連れで劇場に通う姿は見かけており、劇場内も普通の劇場という感じだったので、SNS上で色々と「子供が怖がった」「ずっと泣いていた」という投稿に・・・まぁそもそも「助言しろよ」と言っているわけだから論外だけど・・・これから地上波でもアニメの一挙放送が各地で予定されている(仙台放送では11月に予定)様なので、地上波見てからの劇場版というケースもあることから、年少者に一言「怖いシーンがあるけど大丈夫?」ぐらいの確認はしてあげてほしいなぁと思っております。劇場で映画を見るという機会は年々減っているという話題も耳にするので、劇場版デビューにはオススメかなと思っております。
 ちなみに映画館の空調設備は鉄道や航空機と同様、家庭用や一般業務用以上の高性能な空調装置を備えているので、基本的な感染症予防策さえしていれば快適空間。家庭では再現できないリアルなド迫力音響で楽しめるので、やっぱり映画は映画館で観たいと思うのは私だけでしょうか・・・(´・ω・`)