【鯖】LinuxでWindowsでFF14を遊ぶ

 長らく音信不通状態だった(?)ハイウィズ鯖の中の人です。いえいえ、3月から今月にかけて色々と忙しく、充実した日々だったのでブログを更新する都合ができずじまいでした。当方はGW、10連休が決まり、4月28日は平成最後のガタケット163と・・・仕事面では新しい担務も増えて、忙しい令和元年を迎えそうです。
 3月17日には「大洗海楽フェスタ2019」3月21日には「ガタケット162」が開催されて、それぞれ参加していました。こちらのレポートは10連休の時にでも考えていますので、少しお待ちください。
 ・・・あとは3月29日の金曜日夕刻から4月5日の夜まで、ハイウィザード鯖の「Teamspeak3」サーバーが予期せぬ停止をしていたらしく、長期間ログインできない状態でした。こちらについても深くお詫び申し上げたいと思います。もしIRCやTS3を利用中に長期間ログインできないなど不都合があれば遠慮なく、ハイウィザード鯖の公式Twitter(https://twitter.com/Highwizard_Biz)へDM頂ければ対応させて頂きたいと思います。今後ともハイウィザード鯖をよろしくお願いします。



 さて、今回のお代は、予てから不調だった我が家のデータサーバーの復旧記です。通称クルル鯖と呼んでいる、総容量10TBのクルル鯖。実質CentOSでNASをやっている感じのサーバーだったのですが、マザーボードが2008年製とかなり古く、震災を乗り越えた2年後にLinuxサーバーとして転用。その後はハイウィザード鯖の最新化によってデータ鯖になっていた・・・経緯です。年式が古くエラーも頻発していたのでそろそろ交換かなーと思っていたら、マザーがぶっ飛びまして、HDDも不調に。我が家のPC環境も用途別にデスクトップPCをサーバーにしてて電力も気になるし、あまり使用していなかったFF14対応のPCを新生「クルル鯖」として甦させるように設計を始めました。

目標・・・CentOS(Linux)で仮想化→Win10でFF14をプレイする!

 CentOS(Linux)で仮想化をするのは特段難しいことではなく、安価に手軽に仮想化することができます。Windowsだと「VMware Workstation」といった「VMWare」製品が有名ですが、LinuxではKVM(QEMU)を使います。しかもLinuxはフリーなOSなので、誰でも自由に構築できるほか、今回の用途のようにNASをやりつつも、たまーにはWindows10を起動させてFF14をプレイ。というような使い方も可能です。1台2役といったところでしょうか?

★ 環境面と用意したもの
【構成】
OS : CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
CPU : Intel(R) Pentium(R) CPU G4400 @ 3.30GHz
メモリー : 24 GB
GPU : NVIDIA GeForce GTX 750 Ti
 ゲストとして「Windows10 Pro 64Bit版」をインストールします。24GB中10GBを割り当て、ハードディスクは全容量15TB中1TBの領域を割り当てます。クルル鯖・・・驚異の15TBあるのです。まだまだ増やせるよ・・・(何
 CentOS7をインストールする前に必要なハードウェアをそろえておきます。ただ単に「QEMU」などの仮想化プログラムを導入するだけでは不足するため、付随するものを準備し、あらかじめ設定しておきます。特にGPUはパススルーを行わないといけないため、マザーボードのBIOS設定で「VT-d」や「I/O Virtualization Technology」の項目を有効にしておく必要があります。パススルーを行うと指定したデバイスはホストPCから切り離されるため、PCIバス対応のUSB拡張ボードでホスト内臓のUSBとは違うポートを用意したりすることも重要だとおもいます。
【必要だったハードウェア】
① USB3.0増設ボード(PCI Express x1接続用)
② ディスプレイ2台(一つはCentOS7用としてオンボード接続、もう一つはHDMI対応のPCモニターでこちらはグラボに接続)
 USB拡張ボードが必要な理由はマザーボードのUSBコントローラーをパススルーした場合、Linux側での制御ができなくなるため。ディスプレイが2台必要なのは上記理由と同じ。(オンボード側出力とグラボ側出力両方にディスプレイを接続しておく)

★ CentOS7の導入からGPUパススルーまでの手順
① CentOS7インストールメディアから「最小インストール」を行う。
※ 最小インストールを選択するのは標準通りインストールすると旧バージョンの「QEMU」などが入ってしまい後々苦労するため。
② 開発ツール関連のインストール
#yum -y groupinstall ‘Development tools’(←開発系ツールのインストール)
#yum -y install zlib zlib-devel glib2 glib2-devel ncurses-devel SDL-devel(←QEMUインストールに必要な開発ツール)


③ QEMU(KVM)関連のインストール
※ 普通にyumインストールするとヴァージョンが低いQEMUがセットアップされるため、事前に最新版のリポジトリを入れてからセットアップする。
#yum -y install centos-release-qemu-ev (←リポジトリのインストール)
#yum install -y qemu-kvm-ev qemu-img-ev virt-manager libvirt libvirt-python libvirt-client virt-install virt-viewer(←QEMU関連のインストール)
#systemctl enable libvirtd(←libvirtdの自動起動設定)
#systemctl start libvirtd(←libvirtdの起動)


【 GPUをCentOS7に読み込ませない(GRUB_CMDLINE_LINUX行の末尾に「intel_iommu=on nomodeset」を追記 】
#vi /etc/default/grub(←GURG=ブートローダーの編集)
GRUB_CMDLINE_LINUX=”(色々記述がある一番最後に・・・右を追記する→)intel_iommu=on nomodeset”
#grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg(← GURBの再構築)
#reboot (←CentOS7を再起動させる。この作業で「IOMMU」が有効となり、GPU含むドライバーも読み込まれない → パススルーする初期条件が整う)


③ GUIで仮想マシンをセットアップしたいので、GNOME Desktopを導入。
#yum groupinstall “GNOME Desktop”
ランレベル(ターゲット)の変更
#systemctl set-default graphical.target
#rm ‘/etc/systemd/system/default.target’
#ln -s ‘/usr/lib/systemd/system/graphical.target’ ‘/etc/systemd/system/default.target’


④ GPUをパススルーするにあたって、UEFIモードでWindowsが入るように設定する。
OVMF のセットアップ
#vim /etc/yum.repos.d/kraxel.repo
 include=https://www.kraxel.org/repos/firmware.repo(←追記)
#yum install edk2.git-ovmf-x64(←OVMFのインストール)
#vim /etc/libvirt/qemu.conf(←追記内容 ※検索で「nvram」の記述あたりに以下文を記述)

nvram = [
“/usr/share/edk2.git/ovmf-x64/OVMF_CODE-pure-efi.fd:/usr/share/edk2.git/ovmf-x64/OVMF_VARS-pure-efi.fd”,
“/usr/share/edk2.git/aarch64/QEMU_EFI-pflash.raw:/usr/share/edk2.git/aarch64/vars-template-pflash.raw”
]

#systemctl restart libvirtd(←追記が終わったらlibvirtdを再起動させる)

⑤ GNOMEデスクトップの システム → 仮想マシンマネージャー で起動させて「仮想マシン」を作成。Windowsをインストールする。
 このとき、チップセットは「Q35」をブートシステムは「UEFI」を指定し、HDDとCDROMは「SATA」を選ぶ。(IDEを選ぶとエラーになり、SCSIを選ぶと今度は仮想ゲストで正しく認識されない)
 パススルーするPCIデバイスも選択。GPUをパススルーするときは、初期で登録されているディスプレイアダプターやビデオを削除する。細部の設定が完了したら最後に「インストールの開始」をクリックし、仮想ゲストを作成する。ネットワーク設定についてはブリッジ接続が良いとする文献が目立つものの、設定が面倒くさいことや失敗したときのシステムへのダメージも大きいため「Default(NAT設定)」でインストールを行うことをお勧めしたい。

(実は別にPCI接続のLANボードをパススルーしたり、すべてのセットアップが終了したのちにパススルーしているUSB増設ボードにUSBのLANアダプターを刺したりすることで個別にネットワーク環境を構築可能であり、そのほうが手軽で無難)

⑥ 平行して「virsh edit」で「Error 43 : Driver failed to load」対策を行う。これはNVDIAのグラフィックボードはKVM(QEMU)を使用しての利用に対応していないためQEMUのデバイス番号を変えないといけないため。

#virsh edit (仮想マシン名)
<features>
<hyperv>
<vendor_id state=’on’ value=’whatever’/> (←追加)
</hyperv>
<kvm> (←追加)
<hidden state=’on’/>(←追加)
</kvm>(←追加)
</features>


⑦ Windows10のセットアップをガイダンスに従ってセットアップする。
⑧ Windows10のインストールが終了したら「NVIDIA GeForce GTX 750 Ti」のドライバーをインストールする。ドライバーはNVIDIA公式でダウンロードができる。
⑨ インストール後はWindowsを一度シャットダウンし、仮想マシンマネージャーも一旦終了する。
⑩ 仮想マシンマネージャーを再度起動させ、Windows10を起動させる。
⑪ ディスプレイが正常な解像度で表示されていたらすべての作業が終了。デバイスマネージャー等でグラフィックボードが正常動作していることも確認できれば完了となる。



 CentOS7でのKVM=QEMU仮想化環境のWindows10なFF14ベンチマークは「非常に快適」のご評価を頂きました!
 仮想ゲストのGPUパススルーは意外と難しい分野になると思うのですが、基本を押さえればなんとかなりそうな感じでした。現状CPUの仮想化は誰でも楽にできるのですが、GPUの仮想化まではなっていなくて、ホストにGPUを読み込ませず、仮想ゲストのOSだけにGPUを読み込ませる必要があることを抑えれば、あとは楽にできる感じです。(そのためディスプレイが2台必要・・・zzz)
 Linux側ではSSHなどでほとんど制御ができるため、普段はサーバーとしてのLinux。FF14などのパワーのある遊びをしたいときはWindowsを仮想マシンマネージャーから起動させて楽しむ。新しいライフスタイルの提案としては良いのではないでしょうか?
 ある意味、Macの「BootCamp」みたいなことがLinuxでもできるという点ではメリットも多く、これまで電力消費の高いデスクトップサーバー3台を2台に減らせたのは大きな省電力の一歩ともいえるかもしれません。

 2月~3月ぐらいにNAS代わりだったデータサーバーのクルル鯖の不調から1か月半にしてようやく安定してきたので、やっとガタケット163の準備に・・・(おい
 大丈夫です。物語の土台になるお話はできているので、頑張って形にしていきたいと思います。4月28日、平成最後の「ガタケット163」でオリジナルの小説を出すという・・・平成最後のガタケットなので・・・ここは頑張らないと・・・いけない・・・
 何かと忙しい4月ですが、これからのためにも楽しくやっていきたいですね。新年度もどうかよろしくお願いします。

【検証】先日作成した大容量電源BTの実証実験

 先日に作成した古いバッテリー(44B19L)を使った大容量電源装置について、おおよその完成を見たので、車中泊を想定した実験をすることになりました。



★ 想定
 上の写真のように完成した大容量電源BTのうち、DC/ACコンバーター(100V/最大300W(瞬間500W)まで対応)に最大定格55Wの電気毛布をセットします。続いてシガー+USBポートにはiPhoneSEをUSB接続して充電状態に。



 電気毛布の設定は最大出力に設定。USBの方もそのままの設定で稼働させます・・・さぁ朝まで使えるのだろうか・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



 部屋の電気を消して実験スタート&就寝・・・( ˘ω˘)スヤァ
 暗闇に光る青のLEDが美しい・・・(*´Д`)ハァハァ
 電気毛布動作時は一定間隔でDC/ACコンバーターのファンが鳴り響きちょっとうるさい感じでしたが許容範囲内だと思います。iPhoneSEのほうも正常に充電ができ、深夜に刀剣乱舞のイベントをこなしながらレベリングに・・・



 お酒、酒乱通常モードの「行光くん」を酒の陣(大阪城地下)に連れ込んだら索敵失敗・・・その後の彼がどうなったのか・・・ご想像にお任せしようかなぁ(*´Д`)ハァハァ 審神者的には美味しい展開を希望したいけど・・・(自重しなさい)



 亀甲・・・さんがでたりとにぎやかな本丸ですが、そのまま朝を迎え、午前5時前。実験スタートが23時前だったので約5時間半。DC/ACコンバーターが電圧低下のエラー音でパワー不足を訴えてきます。



 バッテリーのインジケータ表示は「要充電」となり、テスターも「11.5V」を指す等、バッテリ上がりの状態となっていました。この状態でもかろうじて電気毛布やUSB充電は可能でしたが、実質実験を終えることに。結果「5時間半」電気毛布で過ごすことができることを立証できたわけです。これなら一定の毛布を車に積載して使用すれば朝までに過ごすことは十分に可能そう。100V電源を使わないUSB用品やシガー用品であれば、より長時間使用ができそうな感じでした。暖を取ることも可能ですし、3・11から8年。防災を考える上でも重要な戦力になることは間違いなさそうです。個人的にはとても満足と言いたいところですが・・・



 なかり年代物のカーバッテリー充電器で朝6時ごろから充電を開始しているのですが、夜の11時を過ぎてもインジケータ表示がなかなか「良好」にならないほど、フル充電にするのに時間がかかります・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 チェッカーで調べると「良好」を確認しているのですが、元に戻すべくインジケータ表示を「良好」にするまで充電を続けます・・・車のバッテリーを上げると充電完了まで24時間以上かかるという・・・今回は関係のないサブバッテリーだから良いけど、これがリアルの車のバッテリーなら怖い怖い。まぁその場合JAFを呼べばいいだけの話なんだろうけど・・・。保険会社なら保険会社のロードサービス・・・?そんな問題ではないだろうけど、バッテリー確認はこまめにしたいなぁとか。



 1Day課金でRO限定復帰中で、ここ最近はかつてのギルドメンバーとお話することが多かったです。私自身の諸事情になりますが3~4年ROから身を引いていたという部分もあるのですが、色々と心配をかけさせてしまった部分もあり申し訳なかったかなぁと・・・
 それでも再び友達登録させて頂いたり、これまでのIRCやTS3鯖、年賀状のやりとりを通じての交流を続けている方とは毎年定期的にお話をしているのですが、現在は創作活動の一環としての取材復帰なので、まったりとROの今の世界観を堪能、散策しつつ、4月のガタケット163へ新刊を出せるように頑張りたいです。
 3月の遠征は、3月16日~17日が大洗町「海楽フェスタ」関連のカメラ担当(新潟サメさんチーム関係かな?)と20日午後半休からの21日ガタケット162.こちらは文ストの太宰さんを予定しています。そして4月28日のガタケット。今度こそ自分の作品を出したい・・・という感じで缶がっています。体調も少し良くなっているので・・・その割には今日は自分にとって特別な日だったにも関わらず腰痛関係でずっと寝込んでいたという・・・そんなこんなであっという間に1日が終わってしまいました・・・_| ̄|○

 年度末が過ぎてより忙しさがピークを迎える中でもよい活動ができたらいいなと思いつつ今日はこの辺で。

【工作】車中泊やキャンプでも使える大容量電源



 3・11が近いのでどの番組も大震災追悼特集が多い中で、やっぱり考えたい防災・・・ガソリンを満タンに入れたりとか・・・自分自身も8年前はまさに震源地で苦しんだ人間なので・・・あれから8年、いろいろとありました・・・。仕事も見つかって安定していて・・・まぁ色々と。
 さて、自動車車検もボロボロであったのですが、この度車の電気回りを再点検。2年間使ったカーバッテリー(44B19L)を「46B19L」の新品に交換。余った古いバッテリーを持ち運び可能な外部電源として使おうと思ったのです。電気工作久しぶり・・・



 バッテリーやDC/ACコンバーター、USB対応のシガーソケットは既にあるものを流用しているのでお金はかかっていません。
 44B19L/Rの電流容量が25~30Aぐらいということなので、とても大容量。新しいバッテリーを購入後とはいえ捨てるわけにはいきません。持ち運びお手軽電源として使おうかなーとこんな感じに。2系統配線して、100V(300W)の系統とシガーソケット+USBの系統に分かれています。それぞれ電源スイッチを付けているので節電しながら利用することができます。
 メンテナンスもしやすいようにふたは簡単に開きますし、バッテリーも容易に交換できます。車用のバッテリー充電器があれば、夜の時間を活用してのフル充電も可能。アイソレーターという機器を購入すれば車に装備させて充電も可能と、完全持ち運びに対応できるという・・・



 では完成結果を・・・。やや横暴ですが、100V側に液晶TVと空気清浄機を接続して最大電力にしました。ノートパソコンにモバイルWi-Fiを接続・・・結果は見ての通り通常利用ができます。これは便利・・・(*´Д`)ハァハァ



 30分程度稼働させましたが・・・さすがに相当電力を消耗する感じ。やはり車中泊やキャンプで使うには「アイソレーター」といった装備が必要かもしれません。ただ、100V製品を使わず12Vだけで使う製品なら一夜は過ごせそうです。特にノートパソコンやスマートフォン、タブレット等は12Vシガーソケットで使えるので・・・。あっ、電気毛布もばっちり使えますよ!

★ 結構忙しくて・・・
 古い愛車なのでこまめにオイル交換とエレメント交換をしている自分ですが、12月を最後に忙しくてなかなかカーショップへ出かけていませんでした。オートバックスの某店でお願いすることがおおいのですが、その日に限って社員研修で休店だそう。仕方がないのでオイルの残量を確認しつつ、オイルをオーバーフローさせないように・・・慎重に自前でやりました。前に乗っていたエンジンぶっ飛びのワゴンRに乗っていたときはオイル交換時にオイル量をオーバーさせるなど散々だったので・・・慎重に・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



 某ホームセンターで1Lのオイル(0W-20)を購入してきて、パーツクリーナーで適当な500mlペットを清掃。中にオイルを入れてエンジンへ投入。ちょっと入れては棒をさして・・・を繰り返して、530mlでちょっどよい量に。問題はなさそう。オイルジョッキとかも家にはあるのですが、軽自動車自体がそんなにオイル容量もないし、オイル補充や交換作業ではペットボトルは意外と使えそう・・・



 ついでなので1382円で販売されていた「カーバッテリーチェッカー」を購入してみました。バッテリーのコンディションはもちろん、ダイナモの状態も確認できるので助かります。
 ・・・とはいえ車のメンテは色々と手間もお金もかかりますが、遠征も多い愛車。大切に使わねば・・・高額な修理費で追い詰められるので!

 新しいバッテリー交換による副産物の成果である、サブバッテリー&持ち運び電源の工作がとても楽しかったです・・・(*´Д`)

【旅】チャーミーさんの日本旅行

 チャーミーこと台風24号が日本上陸しております・・・
  毎年秋になれば大型の台風が接近するので慣れっこといえば慣れ。でも大型の台風がけっこう来ているような気もするので勘弁というか。いつも参加したいイベントに合わせてやってくる厄介な自然現象であります。台風。頼むから来月のがたふぇすの時にはこないでね・・・台風さん!(注:2017年度のがたふぇすはまさかの台風直撃大混乱だったので)
  色々と台風24号の進路と位置をこまめにチェックした結果、新潟のイベントには問題なさそうなので、新潟市内にお忍び旅行しているのです。今日は仕事だったので普通に仕事をこなし定時ダッシュで高速道路へ。まだ台風本体は沖縄周辺だから影響もなく、3時間ぐらいで新潟着。
  ホテルを予約しようと試みたのですが、実は今日明日と大物歌手のコンサートだったり、大物アイドルのライブだったり、あとはお祭り密集日程だったらしく、9割近いホテルが満室、又は料金高騰状態でした。

  なんとか・・・静かな旅館を確保できて、料金もリーズナブルなお値段になったので、ホテルがどこも満室!という時に使える術を自分なりにまとめてみたので、参考にしていただきたいなーと。
  実は東京などの大都市における繁忙期、今回のような台風24号接近に伴う交通の乱れなどのホテル予約にも十分使えると思うので参考までにφ(..)メモメモ

① 行ったことがない都市/地域のホテルはネット予約が便利
  これは定番中の定番。初めて訪れる都市、地域のホテル探しはネット予約がオススメ。余裕もって予約をすれば数千円程度で宿泊ができる。Tポイントやポンタポイント、楽天ポイントといった共通ポイントも使えることが多く、クレジットカード決済にも対応している。ホテルがクレジットカード未対応でもオンライン決済によって対応できることも多いので、幅広い決済手段も魅力。ただし、安い宿は早い者勝ちのため直前予約は苦手な傾向がある。(数年前までは休前日、土曜日の休みであっても数千円で利用できるビジネスホテルが簡単に表示されたものの、最近は直前予約では難しいケースが多い)
② ネット予約で「満室」状態又は室料高騰のケースは直接予約がオススメ
  ネット予約で条件の良いプランが表示されない場合は、ネット予約に表示されているホテルに直接電話をかけて空室照会すると、割とお得な値段で利用できることが多い。(一方で繁忙期やイベント開催日などの需要↑の場合は法外!?な値段をぶっかけられることもある。特に〇パホテルとか)
  実はネット予約の場合、ホテル側にデメリットなことがある。それは掲載料の関係で、ホテルはネット予約サイトに掲載料(所手数料)を支払っているので、その分のコストが上乗せされてネット予約の料金となっていることもある。ネット予約よりも直接予約の方が料金が下がることもあるので、一度目はネット予約で宿泊し、気に入れば次回から直接予約でも十分お得に利用できる。
  予約状況に対して全ての空き室を開放しているわけではなく、直接予約枠という具合に独自の空枠を設けている所がほとんどなので、ネット予約では表示されない場合は直接連絡すると宿泊できることがある。
③ ネット予約に対応していない宿泊施設をマークしておく
 ホテルや旅館の中で規模の小さい旅館、民宿の施設は大手の予約サイトに登録していないことがある。これは前項の理由で掲載料がコストに見合わないと判断しネット予約に対応しないとしていること。直接予約のみの対応なので、ネット予約よりも空室は見つかりやすい。

  デメリットはネット予約サイトには表示されないため、自らの感で体当たりするしかないので検索の負担が増えるぐらい。設備関係も古く、決済手段にカードが使えないなど、現在の水準よりは見劣りするが宿泊する分には申し分ないと思う宿が多く存在する。歴史深い宿屋さんも多いので、ある意味通?な方法かもしれない。
  また、最近は新しい宿として「ドミトリータイプ」「キャビンタイプ」といったホテルも出現していて、こちらだと設備も新しいので、普通のホテルと同等に利用することもできる。
  少々面倒な方法であるが、ネット予約には出てこない宿を一軒一軒検索して体当たりで見つけるのも悪くはないと思う。

  大まかに分けるとこの3つ。
  あとは自分の中でお気に入りのホテル、旅館は2~3軒見つけておくといいかもしれない。予算や宿泊スタイルなどの諸条件に照らし、自分だけのホテルをリストアップしておいて、泊まりたいときに連絡するというフローも期待できる。
  その宿の常連になればなるほど、困ったときにはサポートもしてくれることもある。特に規模の小さい施設は組合で運営されていることもあり、横のつながりで空室を紹介してくれることもある。系列のホテル同士での対応もしてくれることもあるので、ぜひ定宿を探してみると良い。

  交通障害時のホテル探しも基本的にはイベントが重なった繁忙、高需要状態と同じ。
  ネット予約で大まかなホテルを検索し、体当たりで空き室を探す・・・というイメージかな?
  交通障害や気象災害の時はキャンセルも出てくるので、そのキャンセルを狙うという方法も有りえる。

  最終手段でネットカフェなども考えられるが、ここ数年はネットカフェも数千円で宿泊できる場所は減っていて、3~4千円程度の料金がかかることもある。それならばゆっくり横になれるホテルを地道に探した方がよいと思う。

  ホテル予約をした時で、どうしてもホテルへたどり着けないなどの理由があれば速やかに電話してほしい。
  ネット予約などで〇日以内のキャンセルは所定のキャンセル料がかかります。とあっても、基本的に連絡をして相談をすればキャンセル料が発生することはほとんどありません。一番困るのは無連絡キャンセルで、これは一番まずい方法。この場合キャンセル料が請求される恐れもある上に、予約サイトの利用制限ないしは強制退会といったペナルティが課せられることもある。最近はホテル系列で情報を共有し、ブラックリスト的な対応を取ることもあるため、無連絡だけは避け、どうしても利用ができないときはその時点で宿泊機関へ連絡するといいでしょう。特に交通障害や台風、災害といったキャンセル又は変更は柔軟に対応してくれるはず。

  ぜひ、あなただけの定宿を自分なりの方法で探してみてはどうかなーとφ(..)メモメモ

  明日はそんなに天候が荒れません・・・ように・・・(たぶん、明日夜にはチャーミーさんがやってくる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)