【遠】あんこう祭 Vs PayPay



 来たぜ!大洗!
 ・・・というわけで11月16日~17日。茨城・大洗におりました。3月の海楽フェスタぶりの大洗。前日入りして地獄の車中泊という強行軍でしたが、充実したイベントでした。いや、厳密には前日の段階でかなりの熱気。海楽フェスタの時はガラガラだった第2駐車場も前日昼の段階で8割方埋まっているという。もちろん第一駐車場は満車という。

 今回も新潟のガルパン勢のご依頼でカメラ担当していました。16日は合流してのまったり街歩き。のんびりと海鮮丼を食べたり、日本丸スゲーという感じで大洗を堪能しておりました。



 さて、キャッシュレス元年の令和元年。様々なQR決済の中でなにかと出てくる「PayPay」を使ってみることに。QR決済は「au WALLTE」と連動している「au Pay」メインでしたがPayPayの決済用カードに「ゆうちょ銀行」のプリベイドカード「mijica」が使えることがわかり、mijicaをPayPayに乗せて、大洗を制覇してみようという作戦です。
 イメージは「ゆうちょ銀行の口座」に予め預金をしておき「mijicaアプリ」で口座からチャージ、最後は「PayPayでmijica決済」させるという。PayPayのポイント関係は指定されたカードにしかつきませんが、mijica側には「永久不滅ポイント」が付与されます。ゆうちょ銀行口座→PayPayという方法もありますが、この方法では永久不滅ポイントは付与されないため、ゆうちよ口座からmijicaチャージ→PayPayの方が有利?という作戦です。



 PayPayの営業は商店街を中心に行われたようで、個人商店で導入件数が目立つイメージがあったものの、大洗では使える店は意外と少なかったのです。初日の16日でPayPayが使えた個所は2か所のみ。スーパー銭湯「潮騒の湯」で使えたのは大きなポイントでした。会場に一番近い銭湯「ゆっくら館」はパンク状態だったので、遠目の潮騒の湯へ。そこでPayPayです。

 PayPayの決済は何パターンかあり、アプリでバーコードかQRを提示し、レジでスキャンして決済完了のパターンと「アプリで指定のQRをスキャンし、金額を入力後店員と確認して決済」の2種類。潮騒の湯さんでは後者のパターンでした。専用端末が不要な分、相手方のタブレットで決済を確認するパターンだったため時間がかかり不便さも。相手の回線環境によっては少しロスが出るなぁと。ただ、いつもは電子決済ができない、カード払いができない場所でキャッシュレスはありがたい。実際自分の決済は大半がキャッシュレスなので、とてもありがたい。



 フォロワーさんのバイクに乗せてもらい、夜の大洗をドライブ。海楽フェスタと同様に疾走するバイクのドライブは楽しかったです。時期的に寒かったけど忘れさせてくれる。夜の大洗は良い。そして、日本丸がライトアップされていてとても美しかったです。三脚を持参していなかったのでデジタル一眼レフで…少し手振れ気味なのが残念ですがとてもきれいでした。



 そして、新型アルトでの車中泊が意外と快適で( ˘ω˘)スヤァから目覚めてあんこう祭当日。軽く散策しつつ、フォロワー様と合流。様々な交流を楽しませて頂きました。肝心かなめの「PayPay」ですが、あんこう祭では圧勝でした。露店も含め利用できる店舗は多めでした。しかも一部はキャッシュレス事業の対象店舗になっていて5%が後日PayPayに還元される見込み。あんこう祭での決済にPayPayは使えるのはすごいと思いました。これは癖になりそう。クレジットカード(ブランドデビットカード含む)が使えない一方、気軽に導入できるQR決済なら比較的導入しやすい土壌があったのかもしれません。

 ただし、PayPayが最強・・・とは決して言えず、結果として現金決済のほうがあっさりしていたのは秘密。QRやキャッシュレス元年である故、まだまだというイメージは否めません。加えて、導入先の店舗でも多少の混乱もあり、決済スピードは遅めというのも敬遠される理由なのかもしれません。同席していたフォロワー様も、やっぱり現金だなぁという感想でした。

 今回のあんこう祭では、楽しい交流に新しい決済手段のPayPayが楽しくて、色々と買い物をしていたのでほぼ金欠に。それなりに充実したお祭りでした。しかし、とにかく人が多い。毎年参加しているフォロワー様も3割増し?的な感想からも、とにかくホコ天はぎっちりでした。

 中々大洗のホテルや民宿は確保困難の中で、もうちょっと予算と時間が取れれば、いいホテルを取ってゆっくりと過ごしたいものです・・・。もっとも、似たような都市環境といえば、仙台と松島と同じだったりする。松島も日本三景という景勝地。リゾートホテルが多い一方で、客室はあまり多くありません。一度に数十万人の来場者がいればホテル客室が枯渇するのは当然で…
 大洗と松島のホテル客室数はほぼ同じ規模とみられるので、数十キロ離れた水戸市のビジネスホテルを狙う事になりますが、そこからのアクセスは第3セクターの鹿島臨海鉄道線のみ。松島であれば、東北本線に仙石線、仙石東北ラインの3系統なので輸送力が多いので問題にならないのですがねぇ・・・(´・ω・`)

 ・・・で結局は車中泊になってしまうわけですが、その駐車場も慢性的に不足していて、有料化の話もあるので、ゆくゆくは車中泊という荒業も使えなくなりそうな雰囲気も。しかし、40周年記念アルトの車中泊は意外と快適で、以前まで乗っていた6世代目アルトの差に感動。旧型はキングオブ深夜バスのような辛さでしたが、その辛さは感じませんでした。これが唯一の救いか・・・。次回は2020年3月の海楽フェスタでどのような交流ができるのか、楽しみにしています。参加されたすべての方に御礼を申し上げてレポートにします。お疲れ様でした!