【近】酷道らりー(国道458号線の十部一峠)

 国道ではなく酷道の話。連休中は予算だったり都合もあって遠征の類を見合わせていましたが暇になった夜はドライブにお出かけ・・・宮城山形ぐるっと1週・・・というわけでもなくマニアックな道を走り切る。
 国道なのに絶対国道じゃないよ!という道を「酷道」というらしく、全国には細い道大好きなファンも多くて専門雑誌もあるぐらい。東北地方に・・・と悩む以前に意外と穴場である「国道458号線」の十部一峠の付近はオススメ。酷道ファンも魅了する全国でも少なくなった「砂利道国道」の世界をご堪能いただける貴重な区間なのです。
 もともと自分は峠道を走るのが好きで、あえて旧道を通るというコンセプトを持っていたりする。自分が住む宮城だと大半が整備済み区間なので酷道とか険しい県道=険道という区間は絶滅危惧種になっているわけですが、この国道458は気軽に走れる「酷道」かもしれない。
 しかし、同区間は軟弱な路面故冬季閉鎖の期間も長くて、走破することは容易ではない。山形方面・・・特に酒田方面へ向かう際は毎回チェックしているのだが、肘折温泉入口でも寒河江川入口でも「通行不可」の文字に泣くことが多い。今回も恐る恐る肘折温泉付近を通ってみたら・・・



「解除中」の文字が!行けるぅぅ!
いつも「肘折温泉から先通行止め」だったりするのですがお咎めなし。
気になる肘折温泉~十部一峠の区間なのですが・・・ドライブレコーダーの映像があるのでその一部を・・・。とてもこんな時間に走行する道ではありません(つд⊂)エーン

 実は十部一峠の走破は今回が初ではなく10年前に何度か通行したことがあります。10年前は今より未舗装区間が多く全体が砂利道というイメージの道でしたが、寒河江川入口から十部一峠までは全面舗装(一部工事でアスファルトがない所もあるが・・・)されており走りやすい状態でした。肘折~十部一峠は10年前よりも悪化しているような感じでした。
真夜中に通るような道ではないのですが当日の天候は良く月あかりに照らされながらの走行は楽しかったですよ。

 この後は112号線の「六十里越街道」を走行。
こちらは月山道路の旧道に当たる区間で月山道路ができる前は年中通行できて、大型車も通れた。らしいことあって快適に走行できる峠道・・・。国道458号の十部一峠を走破した後に走ると快路なのですが・・・こんな時間に走るモノ好きはいないと思う・・・(´・ω・`)
おとなしく月山道路通りましょう・・・(六十里越の旧道の走行時間は約1時間。並行する月山道路ならわずか20分以内)

 月山道路の夜もキレイで自分は好み。月明りの中、街灯が均等に並び暗闇の山岳を縫うように走る感じが自分は好きだ。

 ・・・さて、2度の三連休が終わり、9月もラスト1週間。これから棚卸だったり、職場の移転による業務が目白押しなので精神衛生上辛いところではありますが、9月30日はちょっと新潟へ遊びへ行こうと考えております。GCPの無料券もあるし、棚卸業務が終わった直後に新潟というイメージでしょうか?

 10月のがたふぇすへ向けた準備も進めていかなければ・・・(´・ω・`)